八月の鯨 1987
あらすじ
サラとリビーの老姉妹は、夏が訪れるたびに小さな島にあるサラの別荘にやって来る。彼女たちは、8月になると近くの入江に来る鯨を見ることが、幼少期からの楽しみだった。しかしリビーは今、病で目が不自由になっている。性格もわがままになり、言葉にはとげを持つようになっていたが、リビー本人は何よりもサラが去ってひとりぼっちになることを恐れていた。
やがてリビーは、自分の思いをサラに届けようと、その方法を考えだす。(イマジカBS)
穏やかで、美しい映画
映像が本当に美しいです。
陽光の暖かさ、潮の香りが感じられるような気がしてくる。
老姉妹が佇んでいるだけなのに、光を使った絵画みたいだった。
物語は、大きな出来事は起こらないのですが(家を売る、売らないぐらい?)
なんか、その穏やかな日常とか、過去の思い出とか
不思議と泣きたくなる映画。
私は好きだなぁ。
しかし、妹役のリリアン・ギッシュ若すぎ!
姉役のベティ・デイヴィスよりも、10歳以上も年上には、見えなかった。